知覚受容器
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肩関節は非常に不安定な関節でありながらも、運動機能と柔軟性に優れた関節です。

この不安定な関節に優れた動作能力をもたすためには、筋肉の作用が不可欠ですし、安定性を追求するためには関節包や靭帯の影響が必要です。

しかし、これらのことが正常に行われるためには、より重要なものが存在しています。

それは、知覚受容器です。

これら、肩関節の絶妙な運動性と安定性の共存が成り立つのも、神経筋の協調メカニズムのおかげです。

安定させるためには、骨頭の不安定性を感知する機能が必要ですし、そもそも肩関節の動作を行う筋を働かせるシステムなど様々なセンサーが組み込まれている必要があります。

これがフェードバック機構です。

肩関節が外れそう!という情報をキャッチして、それを中枢へ伝える。その後、中枢から外れないようにこうしなさい!という指令が来る。その指令に従って動作が行われる。

このことは、肩関節だけではなく、すべての関節で言えることで、このことが人体の基礎と言えるかもしれません。

知覚受容器とは!?

では知覚受容器とは一体どのようなものなのでしょうか?

それは、簡単に言えばスイッチのようなものだと言えます。

受容器は、その周辺にある組織に力学的・科学的な刺激が加わった時や、気温などの環境の変化が起こった時に、それを感知するためのものです。

それらの刺激を受容器で感知して、それを神経に伝えるために、神経系伝達信号に変換することができます。

刺激はあくまで刺激ですので、電気信号でない限り神経にそれが伝わることがない!だから、受容器で変換しているというわけです。

知覚受容器

ですが、何でもかんでも刺激に対して、反応していたら情報が多すぎて、何が起こっているのか、訳が分からない状況に陥ってしまいます。

そこで、それぞれの受容器に、ある刺激には敏感に反応するが、その他の刺激にはあまり反応しないという特殊性を設けることで、体に何が起こっているのかを詳細に判別することができるようにしています。

以下のように分類することができます。

侵害受容器・自由神経終末

組織にとって有害な強い刺激に敏感に反応する終末

機械的受容器(メカノレセプター)

動的状態や力学的変化を感知する受容器

特殊な受容器

骨格筋に存在する受容器には、筋紡錘や腱紡錘

肩関節を知る上では、これらの受容器がどのように作用しているのかを知ることが非常に重要ですので、しっかり抑えていきましょう!

この記事は、『肩の痛み(整形外科 痛みへのアプローチ)』を参考に作成させていただきました。

この書籍は、肩関節の痛みについて非常に分かりやすく記載されており、私のお気に入りの1冊でもあります。

肩のことを勉強したい、良い書籍をお探しの方は是非読んでみてください!

肩の痛み (整形外科 痛みへのアプローチ)

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