患者さんはもっと理学療法士を疑うべき!?理学療法士の責任とは
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『なんちゃってリハビリ』という用語が広まっていることもあり、そのことを含めて私なりの思いを少し書いてみたいと思います。
当初は私見による記事を作成していましたが、知人の理学療法士にも意見をもらい作成しました。
一部の理学療法士の思っていることを書いた内容なのでその点はご了承ください。

そもそもなぜこのようなことを書こうと思ったのかというと、最近、理学療法士なのかマッサージ師なのかわからないような治療を行なっている理学療法士を見る機会が増えてきたからです。

このことは同じ理学療法士として恥ずかしいことですし、患者さんにとって申し訳ないことです。
また、そのような治療を行なっている理学療法士に限って、患者さんに対して上から目線でやけに偉そう、怠慢な治療を行っているということも多いようです。

これで理学療法士はいいのでしょうか・・・。
理学療法士の皆さんは思い当たる光景を目にしたことはありませんか?
「ない」という意見が嬉しいです。

もちろんこれは数人の理学療法士が感じていることであって、すべての施設をみたことでというはなしでもありません。統計をとっているわけでも、アンケートをとっているわけでもないので間違った意見を述べている可能性もあります。

しかし、私の周りという狭い世界にそうした事実がある訳ですから、全国的に見ると想像以上の数になるのでは?と不安です。
そもそも、『なんちゃってリハビリ』という言葉が生まれた時点でそういったことなのどろうと、予想している次第です。

患者さんにとっての理学療法士を考えてみる

患者さんにとって理学療法士は偉い存在なのでしょうか?
そういう私も患者さんからは偉そうと思われているのでしょうか?

少なからず私は偉いとは思っていません。
でも、患者さんにとっては医療を専門にしていることは偉いことなのかもしれません。

昔から医療に関することは一般の方々には難しい分野であり、医師に任せっぱなしという傾向にあります。
ご年配の方で、お医者「様」と崇める方もいます。

医者の言うことに対して疑うことなく信じる。注射であり、投薬であり、言われるがまま治療を行っていく。これが昔から続く医療に対する概念なのかもしれません。

こういった流れが理学療法士にも反映されているのかもしれません。
理学療法士は医師よりも患者に触れ合う時間が長いので、そのぶん会話をする時間も長くなります。

その中で、何で痛いのか?これは良くなるのか?どれくらいで良くなるのか?など多くの疑問を投げかけてくれます。
そして、その疑問に対して対応していく訳ですが、患者さんを疑うことなく信じることがほとんどです。
本当に?と疑われたことがありません。

これはやはり、医療という分野が患者さんにとって、訳のわからないもので、そうなんだ!と納得するしかないからでしょう。

また、こちらが丁寧に答えれば答えるほどに、信じやすくなります。
『これがこうなって、こうなるから、痛みになる』という話の筋が通っている風に答えれば、「なるほど!」と納得してくれます。

患者さんにとって理学療法士は医師と同じくして、正しいことをいってくれる存在であり、未来を照らしてくれる存在だと思っていることが多いのです。
よく患者さんが理学療法士を〇〇先生と呼ぶのも、そういったことの表れなんだと思います。

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信じてしまうからこその問題点

もちろん患者さんの疑問に対する答えが、様々な情報や評価によって導き出された答えなのであれば、問題ないと思います。
例えばその答えば結果として間違っていたとしても、問題ないと思います。

でも問題なのは「その場しのぎの回答」だった場合です。
特に情報収集もせず、評価も行わずの答えなのであれば、それは大きな問題です。

「早く今日も終わらないかな」「今度の休みは何しようかな」と思いながら治療しているのであれば、もはや問題外です。

でもそんな状況でも、質問に対してそれっぽい内容の答えでも、患者さんは信じてしまうことが多いのではないかと思います。
実際に起こっていることなのではないでしょうか?

医療というものは、私たちにとって非常に難しい存在です。しかし、患者さんにとっては未知の領域です。
そういった中で、直接に手を使って接する理学療法士は、医師以上に頼りにされることも多いです。

「先生は話をして、注射や薬を出してくれるだけ。理学療法士の先生は直接触って治療してくれるから本当に頼りになる」ということを患者さん言っていただくことがあります。

本当にありがたく、やりがいも感じれる場面なのですが、裏を返せば何でもかんでも信じてしまう、ということとして捉えることも出来てしまいます。

さらに言えば、怖い話「マインドコントロール」もできてしまうでしょう。
それほどまでに影響力を持っているのが理学療法士だと私は思っています。

治療内容に関してもそうです。
患者さんは治療法なんて知りません。正直マッサージとストレッチをやっていれば、しっかり治療をやってくれていると思うでしょう。

痛気持ちいい、気持ちいいという感覚を与えることができれば、良くなっている気がすると思ってくれるでしょうし、この理学療法士はしっかりやってくれると思うかもしれません。

理学療法士と患者さんとの間の問題点としては、何かしらの『好印象』を与えるとことができれば、患者さんは理学療法士を信じてしまう、ということです。
信念を持った理学療法士であれば、双方に良い影響を与えますが、怠慢な理学療法士であれば、お互いに何の影響もない、もしくは悪い影響を及ぼすことになるのです。

適当なことを言っておけば良いか、適当にマッサージしとくか、でも十分通用しますし、早く帰りたいな、今日ご飯なに食べよ、とよそ事を考えながらでも治療になってしまう。
非常に恐ろしいことです!

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周りの人にはわかっている!

ですが、これらのことは患者と理学療法士の2者の間のことであり、客観的立場から見れば案外わかるものだと思います。
治療に専念していなければ、どこかぼーっとしている、窓の外を見ている、話を聞いていない、ずっとさするようなマッサージをしているなど、態度に出てしまうものです。一生懸命やっている理学療法士と比べて、動きが全く違ってきます。

実際私も患者さんから「あの子のリハビリはちゃんとやっているの?」「あなたはいつも一生懸命ね。」と多くの人に言われますし、そうでなくても「理学療法士によって動きが全然違うのね」という違いに気づいています。

効果的な治療法をやっているかどうかはわからないかもしれませんが、一生懸命さは周りにわかるようです。
治療を受けている患者からはわからないものですが、周りから見ている患者さんにはわかります!

受けている患者はそのPTを信じている!
周りの患者は、それぞれの理学療法士の比較をしている!
と言った感じなのでしょうか?

もっと理学療法士を疑うべきである!
最近はドクターショッピングといったような言葉があり、よりより医師を求めるのは傾向にあります。この点についてはいい面と悪い面があるのですが、前向きな考えとして理学療法士ショッピングも必要なのかもしれません。

つまりは、患者さんはもっと理学療法士を品定めすべき・本当に効果的な治療をしてくれているのか疑うべきなのです。
少しでも怪しいな・嫌だなと感じるのであれば、遠慮せずに他の理学療法士に変えてもらうべきなのです。

理想としては、その施設で一番人気のある理学療法士に治療してもらうことです!話しやすそうなスタッフにこっそり人気の理学療法士は誰なのか聞いてみてもいいのかもしれません。
この点に躊躇してはいけません。

少し解りにくい内容になってしまい、誰に対する記事なのかも曖昧になってしまいましたが、少しでもこの記事を読んだ方に感じてもらえることがあったのならば幸いです。
理学療法士も同じ人間です。怠けもしますし、驕ったりもします。
もちろんあってはならないことですが・・・・。

まとめ

上記に記載したことは、少数かもしれませんが、現に理学療法界に広がっている問題点なのではないでしょうか。本記事では患者さんがもっと疑って、よりより理学療法士を探してくださいといった内容になってしまいました。

ですが本来は、そういった理学療法士がいない世界を作らなくてはいけません。患者さんがどんな施設にいっても、どんな理学療法士に担当してもらっても納得のいく治療を受けられるようになることが理想です。

もちろん質の良い治療を提供することは非常に難しく、理学療法士としての永遠のテーマであることはわかっています。
ですが、せめてそういった治療を心がける努力はしなければいけません。

この治療は現在私のできる治療の限界です。ですが努力して蓄積した知識を駆使して、考え抜いた治療ですのできっと効果があるはずです、と胸を張って言えるようになることが大切なんだと感じています。。
この記事は私にとっても教訓にしていくべきことです。理学療法士としての責任もってこれからも努力していきたいと思います。

この記事の内容は私の勘違いなのか、それとも実際に起こっている問題なのか正直わからない状況です。
是非とも皆さんの感想も聞かせていただきたいです。

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