改訂第2版 骨格筋の形と触察法
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はじめに

理学療法士に限ったことではありませんが、患者さんをよくするためには生涯学習が必須項目です。

さすがに激震が走るほどの発見や変化は起こることはほとんどありませんが、昔の情報から新しい情報まで様々なことを学んでおくことが需要です。

学ぶ方法は様々なあります。

セミナーに行くのも良いですし、今ではネット配信もありますので、学ぶ幅は広がっています。

評価法や治療法はもちろんのこと、疾患別の考え方も詳しく学ぶことが出来ます。

とてもいいことですよね!

ですが、そういったもので学んだからといってゴッドハンドの理学療法士になれるのでしょうか?

セミナーや書籍からせっかく良い治療法や評価法を学んだとしてもいまいち効果が出ない!と経験しているのではないでしょうか?

ですがその評価法や治療法はセミナーの講師の先生が実際の臨床で効果を出しているものであるのは事実だと思います。

ではなぜセミナーの先生は効果を出しているのに自分は効果を出すことができないのでしょうか?

そこにはどのような差があるのでしょうか?

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効果が出る出ないの差って?

決して効果のない治療法だから!ではないことは最初に言っておきます!

私はその答えの1つとして絶対的な解剖学の知識や触診の技術が関わっている事は間違いないと思っています。

セミナーを受けると解剖学の知識や触診の技術というのは、あくまで補助的なものという印象が強く、長い時間を確保してその技術を習得すると言う事はあまりないと思います。

学生時代を思い出しても、

解剖学の勉強は1年の時にあっただけですし、触診もがっつりやったわけではない。

しかもよくわからず、点数をとるためにやっていた程度。

経験的にも、親しい中でセミナーを開催した時に、棘下筋と棘上筋の解剖と触診で2時間もの時間を費やしたことがあります。

それだけ現役の理学療法士も解剖学や触診が上手にできていないということになります。

実際、その時に参加してくれた7年目の理学療法士は、肩関節の治療の際に多くの先生が提唱せしている治療方法を試して、ダメなら次にということを繰り返して、どれかで良くなってくれればいいと思っていたと話してくれました。

そう!解剖学の知識や触診のスキルがないと、どこに治療をして、その結果を確認する能力が欠如してしまうということを反映しているのです。

この状態って、遠回りに治療していて非効率的なリハビリを意味しているのではないでしょうか?

この状態で患者さんをよくすることが出来るのでしょうか?

もう1つ言えることは、あまり人体の構造や治療対象を把握しきれていない状態で、治療法を学んで結果に結びつけることができるのでしょうか?

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治療をどう考えるかが重要!

自分が今治療しようとしている部分が、どのような構造になっていて、どうすれば触れることができて、どのような特徴があって、隣接しているものにはなのがあって・・・。などなどを知っていないと治療効果がぼけてしまうのです。

関節を動かしたときに、屈曲方向に制限があるなら伸筋の問題だ!というわけには行かないのです。

どの筋がどのようになっていて、どのようなことが出来ないから制限となっている。

またその筋肉はこういった特徴があるから、こういうふうに治療してやれば良くなるはずという思考にならなければいけないのです。

「自分はこういう時にこういう治療をしてるよ。セミナーに行ってきたら○○先生がこうすると効果的だって言ってたからね。」

「自分はこういう時にこういう考えで治療しているんだよ!セミナー行ってきたら○○先生も同じように治療してるって言ってたよ」

では大きく治療効果が違ってくるでしょう!

後者を目指さなくてはいけないのです!

組織の位置、隣接している組織、走行、重なり、遠位と近位での変化、付着部の特徴、動作時の動態など多くの特徴を押さえ、それら全てが触診によって、手に取るようにわからなければ、悪いところを特定するところから治療するまでに必要な知識が欠如していると言えるのです。

だってそうですよね。

「どこが痛いのか?」

「なるほど、○○筋の影響か」

「どうしてこうなったんだろうか?」

「こういう特徴があるから、きっとこういった問題があって痛みになったんだな」

「ということはこういう動きを出してやれば改善するはず」

こういった自分なりの深い思考を固めた上で治療を行い、再評価を行う。

これがどれだけ大切で、どれだけ難しいことで、どれだけ面倒くさいことか!

でもこれができるかできないかで、凡人PTかゴッドハンドPTかが分かれると思います。

とにかく!言えることはゴッドハンドPTは体のことをものすごくよく理解している!

理解とは、良く解剖学を理解しているということ!

運動学は必要ないの?

確かに大切ですよ!でも運動学ってある程度は、解剖学あってのことなので、そのことを良く理解していれば自ずと見えてくるものでもあるんです!(生理学的な部分が絡んでこないことに限り!)

つまりそれが、機能解剖学なのではないですか!?

機能解剖学の重要性がわかる書籍

関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション(下肢)改訂第2版 [ 整形外科リハビリテーション学会 ]

 

カパンジー機能解剖学(全3巻セット)原著第6版 [ イブラハム・アダルバード・カパンディ ]

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運動療法のための運動器超音波機能解剖拘縮治療との接点 [ 林典雄 ]

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感想(0件)

これらの書籍を読んでもらえばわかりますが、解剖学があっての話なのです。

解剖学がなかったら成り立たない本なのです。

触診があっての話なのです!!

内容もかなり複雑でこのように考えなければいけないんだ!と思えるような内容ですし、知識が増えれば増えるほど読み取れ方が変わってくる本でもあり、とても面白いです!

是非一度読んでみてください!

で、これらの本を見ていても、触診ができなければ意味がない!ということが良くわかります。

触診ができない!=解剖学ができない!

に直結するのです!

結局うまく解剖学の必要性を伝えることができませんでしたが、またリベンジで説明する記事を書きたいと思います!

最後に私の大好きな書籍を載せておきますので、よかったら読んでください!

絶対期待を裏切りません!!

骨格筋の形と触察法改訂第2版 [ 河上敬介 ]

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