投球障害肘を考える前に知っておくべき知識
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整形外科クリニックで働く理学療法士であれば、何度か経験するであろう「投球障害肘」

ほどんどの場合には、名前の通り投球によって障害が発生することから、野球選手であることが多いです。

 

一般的には、痛みがなくなるまで安静にして、投球フォームの改善ということが多く行われています。

これだと理学療法士の出番は投球フォームの改善という点だけになってしまいますね。

更に言えば、投球フォームはかなりシビアなもので、監督さんやトレーナーが絡んでいるものですし、積極的に関わっていくには、かなり慎重にならなければいけません!

 

ですが、やはり知識を深めて投球フォームの改善だけでなく、何かできることを模索していくことが必要なのではないかと思ってしまいますよね。

そのためには、とにかく基礎的な部分を勉強しなければいけません!

 

 

肘関節内側の骨構造!

肘関節の内側の構造は、外側に比べてかなり出っ張っているのがわかりますし、外側の関節が橈骨とによる腕橈関節であるのに対して、内側では尺骨と腕尺関節を構成しています。

 

そもそも内側と外側とで働きが違っていることが想像できます。

 

 

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更に内側を見ていきましょう!

内側の出っ張っている部分は内側上顆といい、投球障害肘では一番重要な場所と言えます。

その理由として、この場所が多くの靭帯や筋肉の出発地点だからです。

もう一つ重要な部分として、尺骨鉤状突起があります。

ここには靭帯が付着する部分で、非常に重要な場所。

内側上顆と鉤状突起を中心に、その周囲の組織を考えていくことが投球障害肘を考える上で非常に重要となります。

 

 

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肘関節の安定化機構!

骨関節を考える上で非常に重要と考えなければいけないことがあります。

それは何によって関節の安定性が獲得されているのか?ということです。

 

関節というのは、骨と骨とのつなぎ目のことを言うだけで、骨同士では容易に脱臼してしまいます。

そのため、どこの関節でもそれを防ぐため、動作を円滑に行うために安定化機構といった機能が存在しているはずなのです。

 

肘内側でいう安定化機構には、静的として内側側副靱帯・関節包、動的として円回内筋・橈側手根屈筋・浅指屈筋・尺側手根屈筋があります。

投球障害肘を考えためにはこれらがどのように安定させているのかを知る必要があります。

 

投球障害肘を理解するためにもこの点を理解していきましょう!

静的安定性と動的安定性の深い関係性が出てきて面白いですよ!

お楽しみに。

 

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