肩関節 挙上 代償
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考える理学療法 〜肩関節をどう考える?

今回からは2つ目の肩関節安定化機構を説明していきます。

もし過去の記事を読まれていない方はこちらから!

前回までの記事はこちら。

考える理学療法 〜肩関節をどう考える?①〜

考える理学療法 〜肩関節をどう考える?②〜

肩関節の3つの安定化機構

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第2の安定化機構とは?

第1の安定化機構では構造的な安定化機構についての話になりましたが、第2の安定化機構では組織的な安定性と機能的な安定性の話になっていきます。

組織的な安定性と機能的な安定性と、同じ第2の安定化機構で分類されますが、実際には全く違ったメカニズムによって安定化に寄与しているために、別々に解説していきます。

 

第2の安定化機構の考え方としては、第1の安定化機構によって作られた構造的な安定性を活かしながらも、静的・動的両方の安定性の要として働いていくものです。

第1の安定化機構の場合は、あくまで安静にしている状態で、関節窩に対して重力などによる圧力がないと安定性は獲得できませんでした。

 

つまり、第1の安定化機構だけでは肩関節は安定させることはできず、何かの作用によって関節窩に引きつける力を発生させなければ安定している状態にはならないわけです。

そのため、この状態では動きが生じた時と話し以前に、安静にしているだけで関節が容易に脱臼してしまいますし、そもそも運動自体行うことができません。

 

このことから、今求められるものは骨頭を関節窩に引きつけるための陰圧を発生してくれるもの、動いた時に関節が外れないように保持してくれる機能ということになります。

つまりは、関節包や腱板などの組織的・機能的な組織が必要とされてくるわけです。

 

これらが働くことによって、第1の安定化機構では得ることができなかった安定性が獲得され、肩関節が大きな可動性を有するための機能を獲得することができるようになります。

この第2の安定化機構が一番馴染みがあるのかもしれません。

では実際どのように安定性を獲得しているのかを次回から見ていきましょう!

 

 

オススメの書籍

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肩関節に限らず、すべての関節で悩みがあるのが臨床です。

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